プロジェクトの打ち上げ

昨日は俺が入社して初めてのプロジェクトの打ち上げだった。

今やってる仕事はそのプロジェクトの仕上げのようなもんだし、それも今月で終わるから、実質今月でこのプロジェクトに関わるのも最後ということになる。

思い返すと色々なことがあった。

残念ながら良いことは全体の一割程度で、一緒のやってきた人の誰もが言うことだが、はっきり言って最悪プロジェクトだ。
深夜残業＆休日出勤は当たり前で、末期にはタクシー帰り＆近くのビジネスホテルに泊まる日々が続いた。
言葉で語ることもできないが、つらかったことはもっとたくさんある。

俺自身、心身共に深い傷を負った。

心の傷は今も癒えず、時折そこから出てくる心の闇に苦しむこともある。

…………まぁしかし、終わってみると悪かったことばかりではない。

一年目から要件定義に関わることができた。
基本設計は形式的なものだったけど、一応俺が書いたものが納品されている。
詳細設計は最悪で、必要な情報がまったくそろっていない中で書いたものだったから、今それがどれくらい残っているかわからないけど、一年目から設計書を書けた俺は幸せ者だと思う。

開発では、Javaで数えきれないくらいたくさんのメソッドを作った。
人手が足りなかったので、全然触ったことなかったXML＆JSPも経験した(これが一番最悪だったけど)。

で、今はエンドユーザの所で受入テスト、実運用での電話サポートをやっている(そう、俺は今困ったときの電話のお兄さんなのだ)

このプロジェクトで色んな人にも出会えた。
二度と仕事したくない人もいるが、尊敬できる人もいて、このプロジェクトを通じてその人からいろいろなことを教えてもらった。

あとは、このプロジェクトで学んだことを次の生かせるかだね。

色んな意味で決して忘れられないプロジェクト、

ここでの経験を無駄にはしたくない。