果て空バイク:はてなブログ版

基本的にTwitterのまとめ

非常事態発生。

学校の検索端末で、『過労死』、『自殺』関連の判例はほぼ閲覧した。
国会図書館に行って、そのキーワードを扱う文献は探した。

以上の作業をした上で、ある問題が生じた。

「自分の描いていた主張と自分の判例の趣旨が相反する。」

今までは、現行の労災認定において通説となっている二つの基準、業務起因性と業務遂行性について批判する形をとった解釈論で書こうとした。
しかし、判例を閲覧すればするほど、文献を読めば読むほど、自分の主張を貫く為には、
解釈論ではなく、政策論で書かなければならないという結論に至った。

それは何故か?
解釈論で書かれている文献の中に、自分に近い主張を述べるものを見つけることが出来なかったからだ。(政策論にはあった。)
つまり、解釈論で自分の主張を書くならば、文献を使わずまったくゼロから書かなければならないことになる。
現実的に、それは学生レベルではない。
自分の力量を遥かに超えている。

政策論にすればいいじゃないかと思われるが、俺はそう器用な性格ではない。
卒論はどうしても解釈論で書きたかったのだ。(理由は単なる意地。あえて茨の道に進みたかったというのもある。)

そのことに気づいたのは、今日のゼミで先生に現状を話してる時だった。
俺の中で、物凄い葛藤が起きた。
頭がフリーズしたほどに。

さあ、どうしよう。
主張を貫いて政策論か。
主張を曲げて解釈論か。
それとも、想像以上に険しくなった道か。
さらに別のやり方を考えるか。

どのみち、今週中には結論を出さねばならない…。