自然とはなんぞや
この日は、地元にある谷戸山自然公園を訪れる。
確かその公園ができたのが俺が小学校高学年くらいで、開園前のまだ整備が行き届いていない頃に友達と来た覚えがある。
その頃は、今みたいに遊歩道ができていなかったり、なんというか、中途半端に手の入った自然がそこにはあった。
そこには久しぶりに来たのだが、空気は澄んでいて、やっぱりきれいな場所だ。
しかし、思う。
ここは確かにきれいだ。
でも、それを維持しているのはヒトの手によるものだ。
園内のいたるところにある注意書きの看板が、それを物語ってる。
自然とはなんぞや。
そんなことをボヤッと思いながら、公園を後にし、単車で大和方面に向かっていったら、突然後ろの車にアオられた。
誰だ?
ミラーに写るは、ゴールドメタリックのカローラランクス。
そして、運転席には不適に笑う、サングラスの男。
……ババさんだ!
で、合流してババさんの家に行ったんですが、寒いのですぐ帰ってきちゃったヘタレバイカーでした笑。